クライミングギア
鴨池クライミング
星アイコン8点が “鴨池クライミングウォール” に必要な道具。ここで揃える道具がクライミング全ての基本装備となります。
外岩フォロー
鴨池クライミングウォールで少しは登れるようになり、ロープ捌きも板についてきたら、いよいよ外岩デビュー。
外岩に必要な道具です。鴨池クライミング装備にプラスします。
どうせ外岩となったら、マルチピッチ訓練も同時に行うのでトップ装備までそろえましょう。
外岩トップ
トップとは後続が安全に登れるよう先陣切ってルートを開く花形ポジションで、原則では強いものが努めます。
支点構築など仕事が増えるので道具もさらに増えます。
5.10nをマスターでこなす頃から、外岩もマルチピッチ(つるべ)訓練に入ります。
クラックや人工登攀など
これから先は、支点が頼りないバリエーションの世界。
やはりアルパインクライマーとしての真髄はここからでしょうか。スポーツルートでみっちり鍛錬したら、成果をどんどん試しに行きましょう。
鹿児島大隅の鬼岳や宮崎延岡の比叡山、福岡八女の日向神などにも足を延ばします。
初夏からは『沢登り』と忙しくなりますよ。
ロープもバリエーションに特化した、極細シングルかダブルロープ。
・マイクロトランクション
・あぶみ(aider)
・ギアラック
MAGIC LIZARD 道具規定
当倶楽部は、クライミング道具に倶楽部オリジナル規定が定めてありますが、何よりも安全を優先してのこと。規定外の道具は、倶楽部での使用を認めていません。
全てのクライミング道具において、 UIAA 規格品、かつ、十分な信頼を得ていると確信が持てるブランドを選択してください。
オリジナル規定は、道具各ページの最後に記載してあります。
道具には使用期限があり、安全と操作性を求め年々進化します。新作情報にアンテナを傾けることもクライマーの仕事。
道具だけを規定しても安全は高まりません。一番の目的はメンバーの意識です。
とりあえず形だけ揃えれば・・・と、コスト最優先の方がおります。中にはヤフオクでロープなどいつから使い始めた分からないものを買ってくる方も・・・orz
そのような方は『お金がない』という自己中発言を簡単にしますが、このような人に命を預けたくはありませんね。
また、道具規定には別な目的も含まれます。
ベテランが多い山岳会ではいろんな人が色んなことを教えてくれます。ありがたいのですが困る場面も少なくありません。あるベテランに言われて買った道具に、別の人からアレコレ言われたり・・・。厄介なのは、その方々は良かれと思って言っていることですが言われた側は困ります。
道具規定とは一見窮屈ですが、初めて道具を揃える方のナビゲートとなり、安全意識を高め、新しい方が困る場面を作らないなど・・・結局はメンバーへ還元されるのです。
ところで中国企業 “GM CLIMBING” はどうなんでしょう?
2014年付近から見かけますが、十分な信用を得る期間が経過しているとは言えないと考えます。技術研鑽、道具へのこだわり、メンバーの命・・・この3つは切り離すことができません。
Magic Lizard テキスト
倶楽部教本は、 “イラストクライミング” 。
“Magic Lizard マニュアル” とセットで使用します。