今年2度目のサブマリンカンテ
6月8日、梅雨の合間ひと時の好天。メンバー全員都合の良い日と重なるとはなんたる幸運。
こういう日は少し遠出で『鬼岳サブマリンカンテ』。
メンバーに、まだ行ってない人がいましたからね。おかげで、今年2度目とはハッピーな限りです。
危うく大遅刻
前日の仕事が午前さまだったので、1分でも多く寝ようとゾルピデムとアルプラゾラム服用。こいつが効きすぎた orz
1回目6時アラーム・・・気づかず。2回目6時30分アラームで飛び起きます。
6時40分待ち合わせで、いきなりピーンチ!
時計確認する間もなくすっ飛んでいきます。多分1~2分遅刻。スミマセンm(_ _)m
鴨池港に向かうと、わたくしのパートナーを務めてくださる『ブラッカーT』登場。
『よろしくお願いします。』
7時10分垂水フェリーで大隅へ渡り、海岸沿いを快適に飛ばすとあっというまに鬼岳西岩稜が見えてきます。
まずは、駐車スペースからの地獄のアプローチを超えていかなければなりません。約30分ほどなんですが、前回ソリャー大変でした。
しかし今回、キツイはキツイのですが前回ほどではありません。
そういえば韓国岳の大浪池側からのルート、最初は恐ろしくキツかったのですが、だんだん慣れていきましたね。
不思議なもんです。
3ピッチに課題を残す
いろいろ頭をよぎるうちに、もうサブマリンカンテ取り付きです。
今日のメンバーは5名。
先行隊は、先日の金峰山北壁と同じく『振付師T』がトップを務め、急成長を見せる『シティガールS』、『クライムマスターK』と続きます。
続いてわたくしリードで、ブラッカーがフォロー。
初めて組む方ですが、ビレイセットなど手捌きで100%の安心を感じます。
では、ツルベで行きますよ♪
1ピッチ、とある山岳会の鬼岳トポでは5.9ですが、右に逃げない直登ルートは5.10aだそうです。
前回フォローでは行けたので、今回はリードで挑戦。
綺麗なスラブで手掛かりは見つけられません。靴底と手の平のフリクションと、2mm程度の段差に爪をひっかけます。
ズルッといきヌンチャクを掴みたくなるが、四肢全ての摩擦を必死に効かせ踏ん張ると、なんとかクリア。
やったね!
調子に乗っていたら、3ピッチ1ピン目が悪い。
草付きにある土が湿っているので失敗で足をついてしまうと、靴底の土が岩にこびりつきもうフリクションどころではありません。A0で突破。
今回クリアできず課題を残しました。
前回フォローだったがテンション入れた記憶がない・・・どうやって登ったんだろう?
鬼岳サブマリンカンテ全6ピッチ
ところで鬼岳サブマリンカンテ、トポでは7ピッチとなっています。4月鬼岳ではフォロースタートだったのに、最後のボルダーは私がトップだったので『???』となっていまして、『次回確認してやろう・・・』と思っていましたが判明しました。
トポでは、3~5ピッチは25~30m3ピッチに区切ってありますが、ここが40~45m2ピッチですね。
全6ピッチです。
5ピッチ目、高度感半端なく最高に楽しいスラブ。
スラブと言っても、1ピッチ目直登ルートに比べれば、ホールド選び放題(笑)
最後のボルダー5.10aもムーブが決まれば楽々です。
やはりサブマリンカンテ頂上から望む開聞岳と、汗ばんだ体に心地よい風を受けながら頂くおにぎり、最高です。
懸垂下降で帰路につく。
帰路で西岩稜の『焼酎エリア』に寄り道。
時間があればショートルートをチラッと登る予定でしたが、押してるので今日は見学だけです。
『また秋に来よう』とクライムマスター。